テレビドラマ映画化作品、最後の意地!? 『アンフェア the end』動員1位も興収では……

 前回動員1位の『テッド2』は先週末も好調で、動員21万1365人、興収3億0620万9300円を記録。R15指定作品ということもあって興収では『アンフェア the end』を上回って1位。さらに複雑なことに、前回動員では2位に落ちたものの、3D、4DX、MX4D、IMAXの比率の高さによって実は4週連続興収1位を記録していた『ジュラシック・ワールド』も、引き続き『テッド2』『アンフェア the end』とほぼ同水準の興収を維持していること。ニュースや各映画サイトの速報では「『アンフェア the end』初登場1位!」などと華々しく見出しが躍っているが、実質的には3作品による超僅差での死闘が繰り広げられていたことを記しておきたい。

■宇野維正
音楽・映画ジャーナリスト。「リアルサウンド映画部」主筆。「MUSICA」「クイック・ジャパン」「装苑」「GLOW」「NAVI CARS」「ワールドサッカーダイジェスト」ほかで批評/コラム/対談を連載中。今冬、新潮新書より初の単著を上梓予定。

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