内田也哉子との対談収録、82歳の現役職人が伝える梅仕事と暮らしに役立つヒント集

　82歳の梅おばあちゃんが伝える、梅仕事と料理と暮らしの知恵。『梅おばちゃんの贈りもの』（誠文堂新光社）が、5月12日（金）に刊行される。

【写真】秘伝の梅干し作りや料理レシピも掲載、充実の中面を見る

　82歳でもなお元気。朝から晩まで働く梅おばあちゃんこと、乗松祥子さん。梅に寄り添い、ささやかな発見を慈しみながら、心豊かな日々を送っている。

　本書では、乗松さんの春夏秋冬の梅仕事を追いながら、毎日の食事から、梅の健康効果、幻と言われた杉田梅のこと、好奇心の持ち方、大切にしていること、白洲正子、樹木希林らとの交流などについて綴っている。

　秘伝の梅干し、梅肉エキス、梅酒、梅ジュース、梅ジャムの作り方をはじめ、梅酢を使った料理レシピも掲載。家族ぐるみで付き合いのあった文筆家・内田也哉子との対談も収録されている。

　梅仕事に興味がある人はもちろん、日々の暮らしを大切にしたい人、これからの人生のヒントがほしい人にもおすすめの一冊だ。

　「乗松さんは優しいオーラを持っているけれども、ピシーっと１本譲れない、こう凛とした佇まいをお持ちで、それが怖くもあり、神々しくもあり、憧れでもあり。乗松さんのような存在とものの考え方は、きちんと次世代の人に伝えていきたい」──内田也哉子（文筆家）

書籍概要

書　名：梅おばあちゃんの贈りもの
著　者：乗松 祥子
仕　様：A5判、192ページ
定　価：2,420円（税込）
発売日：2023年5月12日（金）
ISBN：978-4-416-52337-7