星歴13夜・色とわ×天まうるが語る、2人の結びつき 「この日の私たちは、世界で1番可愛かった」

星歴13夜とわまうが語る、2人の結びつき

フォトブックの中のとわまうは、しなかった選択肢の世界線

星歴13夜・天まうる
天まうる

――違うから楽しい。このフォトブックの撮影時にも、そうした場面はありましたか?

とわ:この表紙の写真を撮影した日、スタッフさんから「結構寒いよ」って言われたので、“まうるどんな服でくるのかな”って思いながら移動車で待っていたんですよ。そしたら、まさかのパジャマ+毛布で「おはよう」って登場して。「え、ここは家なの?」って思いました。

まうる:えー、まうるだって、この日はこの衣装でしか写真とか撮らないから私服は写らないってわかってるよ。それに毛布は、温かくしないと風邪引いちゃうと思ったからで。それに結局、貸したよね? その毛布!

とわ:借りました。ごめんなさい。その節は、本当にすいません。

――(笑)。撮影に向けておふたりで「こういう作品にしていこう」という話し合いはありましたか?

まうる:コンセプトを決める段階から、混ざらせてもらって「こういうシチュエーションがいい」とか「こういうカットが欲しいよね」みたいな話はしたよね。まうるとしては、「アイドルのかわいい写真集」じゃなく、普段絶対に人に言わないような心の奥底を出す作品にしたいと思っていました。

とわ:私にとっても、この本は自分の見られたくない部分とかも見せている感じがして、すごく恥ずかしいですね。下着のカットがあるとかそういうことじゃなく、概念として丸裸になっているので、むずがゆい。こんなふうにペラペラ喋るヤツなんですけど、本当は人に正直に接したり、素直な気持ちを見せるのが苦手な恥ずかしがり屋なんです(笑)。だから手にとってくださった方も、ぜひ物陰とかに隠れて人に見えないところでこっそり見てほしいです。

まうる:そっとね。

とわ:そう! そっとこの2人のことを見守ってほしいんです。「この2人に、とやかくいうのは野暮じゃない?」って作品なので。私も、何も言わないよ、この2人に関しては(笑)。

――おふたりの関係性もあって生まれた作品ですが、この本の中ならではの物語がありますよね。

まうる:そうですね。まうる的には、見た目と人格は一緒なんですけど、違う世界線の2人の本、みたいな感じです。

とわ:生まれ持ったものは全部同じなんですけど、こっちは“しなかった選択肢”の本だと思います。でも、この選択肢もあったと思います。しようと思えば。

――なるほど。ビジュアルに関しても、アイデアを出し合って作られたのでしょうか?

とわ:ほとんど自分たちでヘアメイクをしています。私はいつも赤いリップを好んでつけるんですけど、表紙のときや制服で撮影したときには、濃いメイクにしないようにして。逆に、このラブホテルで撮影した下着のカットのメイクはバチバチに飾って。初めて顔にキラキラするやつをのせて。それが、うまいこと光っている1枚があるんですけど、それが一番お気に入りの写真ですね。この日の私たちは、世界で1番可愛かったです。

まうる:ウケる(笑)。

とわ:なんで!? ほんとじゃん。マジでかわいかったよ。

――まうるさんのお気に入りは、どのカットですか?

まうる:海で撮った写真は本当にキレイで好きです。光の当たり方もすごくいい感じ。海の中に入ってちょっと待機しなきゃいけなかったときは、ずっと抱きしめ合ってたよね。

とわ:うん、たぶんこの撮影が、まうるとのハグ時間最長記録(笑)。ロマンチックなハグというよりも、生命の危機を感じながらのハグ。でも、なんかそれがよかったんだよね。動物としてお互いを求め合う感が出てた。

「とわまう」だからできる表現を続けていきたい

星歴13夜・色とわ
色とわ

とわ:私、このフォトブックで、まうるの新しい一面が出たのがうれしいんですよ。海辺の写真で、髪の毛を直す全然決めてない瞬間の写真があるんですけど、すごくキレイで……。まうるって、デビュー当初とか写真を撮られるときにガチガチで、自然体に撮れないところがあったんですよ。それが、こんな自然体なカットができるようになっていることに感動したし。そして、それは私とだからなんじゃないかなぁと思って嬉しいんですよね。

まうる:それはあるよ。カメラは正直、今でも苦手で。毎回「まうる表情が固い」って言われちゃう。でもこの海辺のカットは本当に自然体で。それは2人で撮ったからこそなのかなと。

――できあがったフォトブックは、他のメンバーにも見てもらいましたか?

まうる:みんな、めっちゃ褒めてくれたよね。特にラブホテルで撮った下着のカットとか。星暦13夜だと挑戦できなそうなカットは、特に反応が大きかったですね。

とわ:マウスとマウスがくっついちゃってるからね。浮あかねが初めて見たときに「やだぁ!」って飛び上がってましたし、こもちは、「あらぁ~」みたいな感じで見ていて。ほまれは、「ねぇ~、あんたたち……」って(笑)。ほまれって、大きい感情を伝えようとすると、お姉さまみたいな口調になるんですよね。「ねぇ~、あなたたち~素敵ねぇ~」みたいな。

――ちなみに、マウスとマウスのシーンには照れはなかったのですか?

とわ:全然。最初に撮ったのが海の写真だったんですけど、そこで温め合ったことも関係あったのか、どちらから言われてもないし、言ってもないけどした。みたいな、自然なキスです。

まうる:チュー自体はライブのときにもメンバー同士で結構してるので。でも、あかねとはイタズラみたいな感じでしかしないし。こもちとも気持ちが高まったときにしかしないから。こんな自然なキスは、とわとだからだと思いますけど。

とわ:え、こもちともチューするの? 私、まうるだけだよ……。あぁー! 帰ろうかしら。あんた、これ誰だってよかったじゃない(笑)。

まうる:えー、全然違うよ。別物だよ。

とわ:なら、私とは本気ってこと?

まうる:う……ん。はい、本命です。

とわ:いやー、満足です(笑)!「本命」と言われて色とわ、満足です!

――(笑)。今回こうして盛り上がった「とわまう」ですが、今後2人でやりたいことはありますか?

まうる:私は、この第2弾を出したいですね。今回を踏まえてもっと「こうしたい」「ああしたい」っていうのが出てきました。自分たちの表現として、もっとできるなと思ったので、チャレンジしたいですね。

とわ:私も「とわまう」の世界観を、今度は映像作品にできないかなと密かに思っています。これを見てくれている関係者の方々、スタッフのみなさん、ぜひお願いします(笑)。

――最後に、待ち望んでいたファンのみなさんにメッセージをお願いします。

まうる:これを見て感じることに正解はないと思っているので、見てくれた人それぞれが何かしら感じるものがあったら嬉しいです。内面的なところに、少しでも影響を与えられたらいいな。

とわ:最初のイントロダクションは発案してくれた社長に書いてもらったけど、写真の合間に入っている文字など、2人で考えたり話した言葉たちなので。そこも一緒に見てほしいです。「こうなんだよ」と説明したい作品じゃないし、わからなくてもいいと思うんです。なんなら、「とわまう」の世界は、誰にもわかってほしくないくらい(笑)。だから、最高なんです。

星歴13夜・色とわ×天まうる

星歴13夜・色とわ×天まうるメッセージ!

■書籍情報

『ティーンエイジ・メランコリー』(コドモメンタルBOOKS)
『ティーンエイジ・メランコリー』

『ティーンエイジ・メランコリー』
著者:色とわ、天まうる
出版社:コドモメンタルBOOKS
発売日:2021年2月17日
価格:本体2,000円+税
出版社サイト内商品ページ
Amazonページ

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