2020.09.20 10:00

磯佳奈江が語る、セルフプロデュース写真集への思い「どんどん自分で道を開いていきたい」

文・構成・取材＝渡辺彰浩、写真＝谷俊政

ーー磯さんはNMB48を卒業して1年が経ち、現在はフリーで活動されていますが、肩書きとしては何になりますか？

磯：肩書きが難しいんですよね……。サッカーの方では好きなチームの鹿島アントラーズとやっとお仕事をさせてもらったり、こうして写真集を出させてもらったり。でも、今はYouTubeで頑張っていきたいなと思っています。

ーーそれでは、YouTubeのことも聞かせてください。チャンネルを開設して4カ月ですが、手応えは？

磯：YouTubeは2人でやっていて、私が編集カット、もう一人の方は企画会議と最終確認、テロップを入れたりしてくれています。それを何年も前から朱里ちゃんは一人でやっているのを見ていたので、苦労が分かりました。公演の前、収録の合間とか、ずっと編集していた朱里ちゃんはすごいなって。なのに、連絡したら「私なんてまだ全然だから」って。本当にすごいなと思います。大変ですけど、今は自分でいちから考えて作るのが楽しいですね。

ーー以前、NMB48の卒業生でYouTuberとして活躍している門脇佳奈子さんにインタビューしたことがあるのですが、ペヤングの大食い動画が思いのほか再生回数を記録して、想定外だったと言っていましたね。

磯：私は、NMB48のネタとか求められそうな動画を出していたんですけど、最近はやりたいことじゃないなと自分に限界がきてしまって。踊ることが好きなので「踊ってみた」の動画を出したり、媚びないで自分の好きなことをやろうと思っているところですね。いろんなことに手探りで挑戦してます。何がバズるか分からないですけど、自分で何かをやるのが楽しいですね。写真集もスタッフの方々が私のワガママをいっぱい聞いてくれて、思うように作れたのでそれが楽しくて。いろんなことに手を出している最中です。

ーー磯さんの見ている今後のビジョンは？

磯：自分で何かを発信する人になりたいです。誰かに言われてやるのではなく、やりたいこと、それを表現できるのがYouTubeなので。自分から何かを生み出したい。何かに縛られるのではなく、どんどん自分で道を開いていきたいですね。

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