漁港の記事一覧

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86年、オーストラリア沖をマグロ漁にて航海中だった“船長”森田釣竿が、ラジオから流れてきたRUN D.M.C.の「ウォーク・ディス・ウェイ」に衝撃を受け、音楽活動を理由に漁業組合を退職。そして同船の乗組員を従え、26時の東京中央卸売市場にて漁港を結成……という虚実入り交じった経歴を持つ(笑)。
「日本の食文化を魚に戻し鯛」という信念の元、都内のライヴ・ハウスを拠点に活動をスタート。ライヴでは、魚や海をテーマに「鰹〜出港街道」「鮟鱇〜待つわ」「アトランティス〜大陸」といった曲から、ステージで実際にマグロをさばく「鮪〜スペースコロニー脳天頬肉」などを披露。曲の細部まで行き届いたエンタメ精神と、さばいたマグロの刺身を観客に配る心憎いサービス精神との融合で人気を呼ぶ。
04年11月、シングル「鮪」にてメジャーという大海原へ出港し、05年5月に2ndシングル「鰹」をリリース。
現在、国内漁業(国内ライヴ)だけではなく国外遠洋漁業も含めて更なる漁場の拡大を目指している漁港。ついに07年5月、待望の1stフル・アルバム『漁港』を発表する。

泉銀三代目・森田釣竿インタビュー

「浦安には新しい魚食文化のスタイルが渦巻いている」 鮮魚泉銀三代目・森田釣竿が語る、浦安と魚のディープな魅力

千葉県浦安市の人気鮮魚店「泉銀(いずぎん)」の三代目店主であり、魚と海をコンセプトにしたフィッシュロック・バンド「漁港」の包丁&…