小森まなみの記事一覧

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80年代前半に短波放送のDJとして人気を博し、デビュー曲「翼をつけてラブソング」など、"歌+ナレーション"スタイルのシングル5枚をリリース。20年経てなおラジオ・パーソナリティや声優として活躍してるから、相当なキャリアではあるが、年齢はまったく感じさせない。キンキンしたかわいい声はもちろん、外見においても。"写真なら"というレベルでなく、本人と直接会っても20代で十分通じる。
短波DJ時代の愛称は"子だぬきマミ"だったが、いつしか"まみ姉"と呼ばれるようになり、ラジオ・リスナーからの慕われ方は絶大。「心と心のキャッチボール」をモットーとして、実際に番組を聴いてると、アット・ホームな中でリスナー1人1人と親身に向き合い、ひと言ひと言に想いを込める姿勢が伝わってくる。
アルバム『シトラスモンスーン』などでも、歌から伝わる温かいメッセージが持ち味。自ら作詞も手掛け、高橋直純とのユニット・AsRでも活動。声優としては、『3×3EYES』のスージンリュウメイや、人気アーケード・ゲーム『ギルティギア ゼクス』の蔵土緑紗夢などを演じている。
さらに、"小森眞奈美"名義で『こころのおくすり』などメッセージ・ブック3冊、絵本『だいじなだいじなたからもの』を発売。声優雑誌では料理にまつわるエッセイを連載するなど、実に多才だ。そうした著作物も、落ち込んだ時に読むと元気が出たり、心が温かくなる内容。父親が医師ということもあり、自らも"心のお医者さん"が目標とか。そして、"夢+努力=現実"という、自分で打ち立てた「夢の方程式」を信じているという。 (斉藤貴志)