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Wynton Kelly

(ウィントン・ケリー)

マイルス・デイヴィスに「ケリーはマッチみたいな奴だ。奴がイナけりゃプレイに火がつかねぇ」と言わしめた男。59年からマイルス・バンドに在籍し、ハード・バップ〜モードへの過渡期のピアニストとして活躍した。どちらかというとハード・バップよりのプレイ・スタイルで、モードには対応しきれなかったが……。
俗にいうパウエル派(単音弾きまくり派)の一人であり、スクエアなタイム感が特徴的。全てジャストで乗ってくる。上からベタベタと塗りたくるようでありつつ、タッカタッカ跳ねたスウィング感を併せもつのがホンマに不思議だ。彼を真似ようとして、チャンかチャンか祭囃子調になるプレイヤーは数知れず……真似出来ないからこそ魅了される。
39歳で永眠、短い音楽人生ではあったが、『ウィスパー・ノット』(58年)、『ケリー・ブルー』(59年)といったジャズ史に燦然と輝く名盤を残している。

制作協力:
OKMusic

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