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ご存知、スティーリー・ダンの片割れであり、ギタリスト/ベーシスト/シンセサイザー/プロデューサーとマルチな才能を発揮するウォルター・ベッカー。長髪にヒゲ、眼鏡というルックスは、まさに"おたく"。
81年のグループ休止後は、プロデューサーとしてチャイナ・クライシスやリッキー・リー・ジョーンズを始め、他にもジャズ/フュージョン系アーティストを手掛け確固たる地位を確立する。そして93年には、相方ドナルド・フェイゲンの『Kamakiriad』をプロデュースし、「すわ、再始動か!?」とファンを騒がせた。
こういった裏方活動により心気を充実させたのか、94年に初ソロ作『11 Tracks Of Whack』を発表。ドナルド・フェイゲンを共同プロデュースに迎えた本作は、緻密な音作りながらもカジュアルな雰囲気で、レイド・バックしたスティーリー・ダンといった趣に仕上がっている。
アルバム・リリース後はスティーリー・ダンとしての活動を再開。2度のワールド・ツアーに出た後、01年に20年ぶりの新作を発表した。

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