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今をときめくサウス・シーンの重鎮the Underground Kingz(ジ・アンダーグラウンド・キングス)略してUGKは、テキサス州ポート・アーサーを拠点とするベテラン・ヒップホップ・デュオ。類稀なトラック・メイキングの才能を持つピンプ・Cと、高音で軽快なピンプ・Cと、リリックの説得力はシーン髄一のバン・Bからなる。低音で重たいバン・Bと言う対照的なラップのコンビネーションも魅力の一つだ。
88年に<Big Tyme Records>よりアルバム『Banned』、『Southern Way』をリリースし、92年には<Jive>へ移籍し『Too Hard To Swallow』でメジャー・デビューを果たす。その後も『Super Tight...』、『Ridin’ Dirty』と着実にリリースを続け、ジェイ・Zの大ヒット曲「ビッグ・ピンピン」(00年)にフィーチャーされると一躍その名は全国区にのし上がった。その勢いのまま01年にリリースされたアルバム『Dirty Money』は全米ラップ・アルバム・チャート初登場1位を獲得する大ヒットを記録。が、良い事ばかりも続かず、03年にピンプ・Cが火器による加重暴行罪で投獄を食らう。彼の服役中、バン・Bはソロでの活動を余儀なくされるも、05年にリリースされたソロ・アルバム『Trill』は全米アルバム・チャート6位、R&B/ヒップホップ・チャート1位の大ヒットを記録し、06年にはビヨンセ「チェック・オン・イット」(全米5週連続1位)にフィーチャーされるなど、ソロとしてもその人気を不動のものとさせた。また、ピンプ・Cも獄中からアルバム『The Sweet James Jones Stories』(05年)をリリースし、出所後にリリースしたアルバム『Pimpalation』(06年)は全米アルバム・チャート初登場3位、R&B/ヒップホップ・チャート1位を獲得するなど大爆発。そして07年、UGKとしては実に5年ぶりとなる待望の復活作『アンダー・グラウンド・キングス』(2枚組!)をリリース。発売第1週に160,000枚を売上げ、全米アルバムチャートで初登場1位を獲得している。

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