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The Beatnuts

(ビートナッツ)

89年の結成を迎えるまで、ビートナッツの主要メンバーであるジュ・ジュとサイコ・レスは、アンダーグラウンド・シーンのアーティストたちのリミックスやサウンド・プロダクションを手がけてきた。そして、93年に発表されたミニ・アルバム『イントクシケイテッド・ディーモンズ』でデビュー。全体的にファンキーでありながらラテンの影響を強く示すこのアルバムは、ジャジーなビートと分厚いベース音をバック・トラックにして、そこにラッパー=ファッションのラップがユーモラスに絡んでいくというスタイルで、アンダーグラウンド・ヒットを果たした。翌年には2ndアルバム『ストリート・レヴェル』を発表し、ファンの心をわし掴みに。だがその後、ファッション(アル・タリーク)がグループを脱退してしまう。
しかし、ここからがビートナッツの真骨頂。その後に発表した『ストーン・クレイジー』(97年)、『ア・ミュージカル・マッサカー』(99年)、『テイク・イット・オア・スクイズ・イット』(01年)などのアルバムが軒並みヒット・チャートを駆け上っていく。だが、それからビートナッツは、所属レーベルの<LOUD>の経営破たんなどにより、キャリアにおいてツライ時期を迎えることになる。02年にインディ・レーベル<LANDSPEED>からのリリース・アルバム『オリジネイターズ』が、その内容の割には大したャート・アクションを見せなかったのだ。
しかしそんな彼らだが、04年には『ミルク・ミー』を発表。「これぞビートナッツ!」というトラック制作手腕の特長を残しつつも、その腕にさらなる磨きをかけたようなサウンド群で話題となった。ビートナッツは、まだまだシーンを沸かしてくれそうなヴェテラン・アーティスト・デュオである。

制作協力:
OKMusic

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