生田敬太郎の記事一覧

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リアル・タイムでは単なるフォーク・シンガーとしてしかみなされなかったが、実はごっついソウル・フィーリングをもった人……。なにせ"池袋のウィルソン・ピケット"(笑)とまで称されていたらしい。
73年にデビュー。当初目指していたのがスワンプ・ロッカー、トニー・ジョー・ホワイトというから、凡百のフォーク・シンガーとの違いは明らかだ。そのソウルフルなスタイルが完成をみるのが74年の3rd『風の架け橋』。細野晴臣/林 立夫/チャー/金子マリ/成瀬喜博という超豪華なゲスト陣を迎え、情熱的な歌声とクールな視点を同居させた生田流のファンキー・ロックを創出。ほんと、20年早かったジャパニーズ・レア・グルーヴだ。
最近では、ポール・マッカートニー直系のシンガー・ソングライター、斎藤哲夫とアルバムを制作したり、元ピチカート・ファイヴの高浪敬太郎とライヴを行ったりと、ベテラン/若手に拘らないコラボレート活動に注目が集まる。

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