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ダモ鈴木バンド

(ダモスズキバンド)

ジャーマン・ロックの最高峰カン。プログレッシヴ・ロック・マニアにとっては半ば神格化された孤高の存在である。また、トータス、ステレオラブといった音響系のアーティストに大きな影響を及ぼしたグループとして、近年、若いロック・リスナーたちの間でも人気が高まりつつあるようだ。
で、ダモ鈴木とは、70年代前半のカン黄金時代を支えた伝説の日本人ヴォーカリストである。そのエキセントリックかつ独特の“熱”を宿したヴォーカリゼイションは、『タゴ・マゴ』(71年)、『エーゲ・バミヤージ』(72年)、『フューチャー・デイズ』(73年)などの歴史的傑作を生み出す大きな原動力となった。——73年に脱退。その後、ドングルツィッファーでの活動を経て結成された自身初のリーダー・グループが、このダモ鈴木バンドだ。ニューウェイヴ/テクノ的なポップ性を含有した(それでも十分キテレツだが)クラウト・ロックを実践。90年代半ばには、7枚組(!)ライヴ・アルバム『P.R.O.M.I.S.E』をリリース。まったく衰えを知らないプログレッシヴ魂には、ただただ感動である。

制作協力:
OKMusic

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