渚ようこの記事・ニュース・画像一覧

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世の中が新世紀を迎えても、昭和40年代で時間が止まってしまったかのような"サイケ歌謡の女王"。髪型、ファッション、ジャケット写真、アート・ワークまで、トータルで濃厚な昭和イメージを打ち出す確信犯である。音の方も、GS/サイケ/ムード歌謡/ジャズ・ファンク……限りなく昭和なサウンドを打ち出す。単なるノスタルジーといってしまえばそれまでだが、どこまでも"あの時代"を追求するその姿勢は本物だ。無表情で低テンション、情念派の演歌歌手にも通じる歌いっぷりも、すでに貫禄充分。