Manic Street Preachersの記事・ニュース・画像一覧

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何度となく苦境に立たされながらそれを乗り越え、英国No.1ロック・バンドの座に輝いたマニックス。
ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド(vo&g)、リッチー・エドワーズ(g)、ニッキー・ワイア(b)、ショーン・ムーア(dr)という4人で90年にデビュー。クラッシュ/セックス・ピストルズの系譜にのったパンク・バンドとして、その過激な発言(「1stアルバムを世界中でNo.1にして解散する」という件の解散宣言及び撤回はあまりにも有名)と共に話題となる。その後は、言動/行動も落ち着きを見せ、ストレートなギター・ロックを展開。しかし、3rdアルバム『ホーリー・バイブル』発表後、リッチー・ジェイムスが突然失踪してしまう。一時は解散も囁かれた彼らであるが、残りの3人は傷心のなか何とかもちこたえ、2枚の大ヒットアルバムを世に送り出した。———性急なパンク・スタイル、キャッチーなメロディとドラマチックなアレンジ、政治色の強い文学的な歌詞———彼らの楽曲を形成するさまざまな要素に一貫して流れているもの……それは抑圧された不条理な環境に対する反抗であり、その結果生まれる憂慮や疑念が美しくも悲しい闘争(=作品)を生み出しているのではないだろうか。
01年、約2年半ぶりに活動再開。しかも、その狼煙をキューバでのライヴでぶち上げたのである。5thアルバム『ノウ・ユア・エネミー』は彼らの新たな革命の序章になることは間違いない。

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