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Leon Redbone

(レオン・レッドボーン)

チョビ髭にサングラス、パナマ帽というイデタチに、年齢・経歴が一切不明という怪しすぎる人物。ジミー・ロジャースとジェリー・ロール・モートンを最大のアイドルとし、20〜30年代のカヴァーで占められたレパートリーで究極のアメリカン・ノスタルジアを体現した。特にデビュー作『Leon Redbone』は、音像までもSP風処理がなされたという凝り様。しかしそれらの素材を、あくまでロック的語法で蘇らせているのがこの人の最大の特徴で、1st以降も同路線を行き、ニヒルなユーモアの効いたグッド・タイム・ミュージックの名品を数多く生み出した。そして94年には、ロジャー・マッギン、マール・ハガード、リンゴ・スターといった大物ゲストが参加した『Up a Lazy River』で、改めてロック・シーンへの影響の大きさをアピール。01年には久々のニュー・アルバム『Anytime』をリリースし、変わることのない亜米利加音楽への愛情を披露してみせた。——彼こそ70年代アメリカン・ロックの偉大なるスカシッ屁である。

制作協力:
OKMusic

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