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泣く子も黙るTV/映画音楽界の雄、ラロ・シフリン。知的で洗練されたアレンジとシャキシャキしたグルーヴ——そして最終的に、重く迫力のあるサウンド・プロダクトを施す。『ミッション:インポッシブル』や『ダーティー・ハリー』シリーズなど、手掛けた名作は枚挙にいとまがない。
父親がオーケストラの指揮者だったこともありクラシックの素養は十分。さらにパリ音楽院で才能に磨きをかけ、自国アルゼンチンで作編曲家として活動していた。58年、ディジー・ガレスピーに勧められてN.Y.へ移住。彼のバンドでアレンジャー兼ピアニストを務め注目を集める。60年代後半には、各メディアから引っ張りだこのアレンジャーになり、柔軟性ある音楽職人として八面六臂の大活躍を続けた。
個人的にお薦めなのは『燃えよドラゴン』のテーマ曲だ。——ブラスの低音ロング・トーンに、ブルース・リーの雄叫び「アチョ〜」を効果的にミックス!! むむむ、血が燃えたぎってきた!!!

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