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Joe Higgs

(ジョー・ヒッグス)

ボブ・マーリィを筆頭に多くのミュージシャンが師と仰ぐ、ジャマイカン・ミュージック・シーンの重鎮。
そのキャリアは50年代にデルロイ・ウィルソンと組んだ「ヒッグス&ウィルソン」に始まる。59年にエドワード・シアガ(後のジャマイカ大統領)の下でレコーディングした1stシングル「Mammy Oh」がジャマイカ国内で爆発的なヒットを記録。活動の場をコクソンの<スタジオ・ワン>に移し、「How Can I Be Sure」「There’s A Reward」などのヒットを生む。ヒッグスはシンガーとしての活動と並行して、若いコーラス・グループのヴォイス・トレーニングにも積極的で、当時面倒を見ていたボブ・マーリィ&ザ・ウェイラーズの前身、ザ・ウェイラーズをコクソンに紹介。それがきっかけで、ザ・ウェイラーズは世に出ることができたという。
60年代中頃にはソロ・シンガーの道を歩みだし、「Change Of Plans」「Neighbour Neighbour」などの作品を<スタジオ・ワン>に残す。70年代には様々なプロデューサーの下でレコーディングし、「The Wave Of War」「The World Is Spinning Round」(共にプロデュース:ハリー・J)、「Burning Fire」(プロデュース:ルーピー・エドワーズ)、「More Slavery」(プロデュース:ジャック・ルビー)など素晴らしい作品を残した。75年リリースのアルバム「Life Of Contradiction」は、ジャズ・ギタリストのエリック・ゲイルを含む素晴らしいバック・バンドによって、申し分なく彩られたジャズ・テイストのサウンドが堪能できる傑作。また、79年の「Unity Is Power」、85年の「Triumph」の両アルバムも揃えておきたいマスト・アイテムだ。
思索に富んだリリックと、表現力に溢れたヴォーカルで、ヒッグスはジャマイカが生んだ唯一無二の偉大なアーティストとして人々に記憶されている。

制作協力:
OKMusic

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