Irma Thomasの記事一覧

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ニューオリンズを代表する歌姫。ザ・ローリング・ストーンズが取り上げた「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」やオーティス・レディングの「ルーラー・オブ・マイ・ハート」は、彼女をカヴァーしたものである。
58年にデビューして以来、今も現役バリバリに活躍するアーマだが、その魅力は何と言ってもキュートでセンチメンタルな歌声。ソウル・シンガーにありがちな女のエロさを強調するわけでもなく、力の限りにシャウトするわけでもない。腹八分目といった、力を適度に抜いた歌唱に、逆に女性の強さを感じてしまうのはボクだけだろうか? 乙女心の切なさを雨にたとえた「イッツ・レイニン」は、必聴だ。
最近は、ガナることをブラック・ミュージックだと誤解している輩が多いようだが、そういう人たちにこそ聴いて貰いたい。目からウロコが5、6枚落ちるぞ〜。

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