Icemanの記事・ニュース・画像一覧

96年にデビュー。メンバーは浅倉大介（key）／黒田倫弘（vo）／伊藤賢一（g）の３人だが、基本的には浅倉大介がaccessに次いでプレイヤー兼プロデューサーとして始動させた２つ目のユニット。
浅倉はもともとヤマハのシンセサイザー・ミュージックコンピュータ部門でシステム開発等に従事しており、87年頃からTM NETWORKのツアーにマニュピレーターとして参加したのをキッカケに表舞台に出るようになった——という経歴の持ち主なだけに、活動のスタンスや音のテイスト的にも小室哲哉の"直系"な印象が強い。
Icemanも、バンド形態ではあるがaccessや彼がプロデューサーとして関わるT.M.Revolutionといったアーティストの音と劇的にかけはなれたものではない。得意技であるダンサブルなビートとキャッチーなメロを武器に、アイドル的な要素も持つメンバーのルックスも手伝って確実にファンを獲得。６枚のアルバムと６枚のシングルを発表し、武道館でのライヴも敢行するまでに成長するが、黒田が音楽性と音楽活動のスタンスの違いから脱退。メンバーは各々、ソロ活動に向けて動き出していく——。