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Hugh Mundell

(ヒュー・マンデル)

早すぎた天才シンガー、それが彼を表す最も適切な言葉だろう。まだ10歳になるかならないうちから、その天賦の才能をオーガスタス・パブロに見いだされ、75年、13歳の時に「Africa Must Be Free」で鮮烈にデビュー。天才ルーツ・シンガーの突然の出現にシーンは沸き立ち、「Don’t Stay Away Too Long」「Book Of Life」などのヒットを連発したのであった。78年には満を持して1stアルバムにして最高傑作の呼び声高い『Africa Must Be Free By 1983』をリリースし、あっという間に新たなルーツ界のスターとして、他者の追随を許さぬ勢いを誇った。
その後もパブロと共に「Jah Says The Time Has Come」「Feeling Alright」「Great Tribulation」といった傑作を次々とリリース。79年にはセルフ・プロデュースにも着手し、「Stop Them Jah」「Blackman’s Foundation」を制作するほか、当時ティーネイジャーだったジュニア・リードのデビュー・シングル「Speak The Truth」もプロデュースした。パブロとの蜜月は、81年のアルバム『Time And Place』で終わりを告げ、その後はプリンス・ジャミーを始めとする他のプロデューサーと組んで作品を制作。——だが83年、奇しくも彼がデビュー・アルバムのタイトルで予言したアフリカ解放の年、車中にいる彼を銃弾が襲ったのであった……。まだ当時21歳、あまりに若すぎる死だった。

制作協力:
OKMusic

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