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「コモドアーズといえばバラードだ!」という人もいれば、「いやいや、コモドアーズはファンクだよ!」という人もいるだろう。どちらの意見も正しいのだ。
「マシン・ガン」「ブリック・ハウス」に代表されるブリブリのファンク・チューン、「イージー」「永遠の人に捧げる歌」で聴けるライオネル・リッチーのヴォーカリストとしての魅力を押し出したバラード。大別すると2つのスタイルに分かれる彼らだが、ソウルという本流からは決して外れない(ある時期までだが……)。そして、ファンク・チューンにおけるリズム・セクションのタイトさは、アース、ウィンド&ファイアと並び、70年代を代表するファンク・バンドといっても過言ではないだろう。
だが、バラード・ヒットを連発するようになると徐々にファンク色が薄れだし、黒人音楽がブラック・コンテンポラリー化していくのと歩を同じにしていったのであ〜る。

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