川井郁子の記事一覧

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東京芸術大学大学院を卒業後、ヴァイオリニストとしてデビューした彼女は、読売日本交響楽団、新日本フィル、ワルシャワ・フィルといった国内外の交響楽団と共演/レコーディングを果たす。ソリストとしての活動以外に、作曲にも熱心であり、「オーロラ」(04年)をはじめ多数の自作曲を持つ。また、映画『絆』(98年/批評家大賞新人賞受賞)、映画『きみのためにできること』(99年/主演)、NHK朝の連続テレビ小説『すずらん』(99年)など、女優として数々の作品に出演。さらに、01年からは大阪芸術大学芸術学部教授として後進の指導にも携わっている。
ヴァイオリニスト、作曲家、大学教授、そして女優……と様々な顔を持つ、才色兼備を地で行く女性、川井郁子。輝かしい経歴に目が眩みそうだが、やはり一番の注目はアントニオ・ストラディヴァリウスを携えての演奏だろう。その音色は今日もどこかで誰かの心に安らぎと潤いをもたらしているはずだ。

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