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戦前ブルース・マン、トミー・ジョンスンの曲タイトルからグループ名を拝借したというエピソードからもわかるように、キャンド・ヒートはブルース原理主義的なロックを標榜して60年代に人気を博したグループ。メンバーもレコード屋を経営していたボブ・ハイトをはじめ、熱狂的なブルース・マニアであるアル・ウィルソンやデイヴ・エヴァンスといった面子によって構成されており、当時流行の大音量で力任せにブルースを演奏するグループとは一線を画した。
彼らは67年のモンタレー・ポップ・フェスティヴァルで注目を浴び、「On the Road Again」や「Goin' up the Country」の大ヒットで、一躍トップ・グループへの仲間入りを果たす。元々がディープなコレクターだけあって、その演奏やアレンジは滋味深く、特にアル・ウィルソンの含蓄に富んだギターさばきは、ブルース・ピュアリストをも唸らせた。

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