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ボブ・マーリィ&ザ・ウェイラーズのオリジナル・メンバーであり、かつ現在まで生き残っている最後のメンバー、バニー・ウェイラー。ボブの母がウェイラーの父と恋人同士だったため、彼は幼少の頃からジャマイカのスラム街トレンチタウンでボブと共に生活していた。その頃からピーター・トッシュらとハーモニーの練習に明け暮れていたバニーは、やがて友人のジュニア・ブレイスウェイトやビヴァリー・ケルソらを仲間に加え、ウェイラーズを結成し、その後の華々しいキャリアをスタートさせることになる。スカ全盛期のデビュー当時は、カーティス・メイフィールド・テイストのソウルフルなコーラス・グループとしてヒットを飛ばした。しかし、67年にマリファナ所持の罪で服役。この経験が後に初のソロ・アルバム『Blackheart Man』にも収録された「Battering Down Sentence」を書き下ろすきっかけとなった。
72年に<アイランド・レコード>から世界デビューしたウェイラーズだが、74年のアルバム『Natty Dread』を最後にピーター、バニーがグループを脱退。理由は明らかにされていないが、プロモートで世界中を飛び回るのがイヤだったのではないかと言われている。
その後ソロ・シンガーとしてのキャリアをスタートしたバニーは「Rasta Man」「Reincarnated Souls」などが収録された初ソロ・アルバム『Blackheart Man』をリリース。現在でもレゲエ史上に残る名盤として世界中で愛されている。——その後もダンスホール・スタイルを取り入れたり、ウェイラーズのトリビュート・アルバムを制作したりと、そのカリスマ性は失われていない。

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