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Bill Laswell

(ビル・ラズウェル)

ニューヨークを拠点に、国や音楽ジャンルの垣根/境界を越えて活動するプロデューサー/ベーシスト/インプロヴァイザー/オーガナイザーetc……。それがビル・ラズウェルだ。彼の音楽に対する貪欲な姿勢が、その肩書きを曖昧なものにしている。
ニューヨーク・ゴングのベーシストとしてアーティスト活動をスタートしたビルは、自らの音楽的欲求の赴くままに興味のある音楽(ジャンル/ミュージシャン/楽器)をブチ込んだバンド、マテリアルを結成。さらに、80sに隆盛したキング・クリムゾンに対するニューヨークからの返答かと思われる、ロックと即興をテーマにしたマサカー、アンダーグラウンドなアーティストたちの集合体プロジェクト、ゴールデン・パロミノス、フリージャズのインプロヴィゼーション・バトルを実践したラスト・イグジット……。この最先端の音に対する探求心、一般的には異質と思われるジャンル違いの音と音とを絶妙にミックスさせ、新しい音を創り上げるアイディアと創造性が彼の武器である。
代表的なプロデュース作品としては、インストゥルメンタルでありながらエレクトロmeetsジャズとして全米ヒット・チャートを席巻した、ハービー・ハンコック「ロックイット」がある。その他にもイギー・ポップ、モーターヘッド、ヨーコ・オノ、ミック・ジャガー、日本のスターリンまで——無節操に思えるほどさまざまなアーティストたちのプロデュースを手がけている。そのどれもこれもが、彼の音楽に対する貪欲さに他ならないわけだ。
近年もワールドミュージックをベースに、ドラムンベース/トランス/ダブ/アンビエント……と、まだまだ彼の音楽欲求は果てしなく広がり続けている。

制作協力:
OKMusic

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