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日本人の父とイギリス人の母を持つハーフのBaby M。クワイト(Kwaito)と呼ばれる南アフリカ特有の新しい音楽ジャンルを取り入れた特徴のあるサウンドと、ポジティヴな世界観を伝えるヴォーカルで注目されている。因みにクワイトとは、ヒップホップをベースに、ハウス/ラガ/アフリカン・ビート/レゲエがミックスされたダンス・ミュージックで、南アフリカからニューヨーク、ロンドンのクラブ・シーンへ飛び火している注目のジャンルだ。
幼少の頃に南アフリカと日本の両国で過ごしながら、10代ではフィリピンにてチャリティを中心とした音楽活動をスタート。その後、南アフリカへ渡り、歌のチャリティ活動を行い、人種や国境を越えた音楽のチカラを体感したという。日本に帰国後は、童子-Tとコラボした楽曲を制作したことがキッカケとなり、南アフリカの超大物スターであるマンドーザのアルバムに参加することで、Baby Mの名前が南アフリカのメジャー・シーンで一躍脚光を浴びた。
10年3月、南アフリカの国民的な大ヒット曲の日本語リメイク「Bhuti feat. BOY-KEN 〜Ndihamba Nawe〜」を収録した1stミニ・アルバム『Bhuti』を発表。4月には、南アフリカと日本を繋ぐ音楽文化交流の活動が評価され、南アフリカ大使館より、『南アフリカ音楽親善大使』に任命され、6月には1stアルバム『Baby M』をリリース。本作には、前述した作品をはじめ、ファッション・ブランド“Soareak”のイメージ・ソングや、Cocco「強く儚い者たち」を大胆にサンプリングした楽曲など話題作が収録されている。フィリピンや南アフリカでの生活を通して国際的な音楽活動を展開。南アフリカ音楽を日本の音楽シーンへ伝える彼女は、国境も肌の色をも音楽で超越していくだろう。

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