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70年代に一世を風靡した、お笑いフォーク・デュオ。同じ大学に通っていた清水國明と原田伸郎により結成され、初期にはあの笑福亭鶴瓶もメンバーに名を連ねていた。
デビューは73年で、1stシングル「赤とんぼの唄」が空前のヒットを記録。シュールなギャグや小ネタを題材とした弾き語りフォーク・ソングで、今では考えられないくらいのアイドル人気を獲得した。実際、歌詞にある「猫ニャンニャンニャン」「魚屋のおっさんが屁をこいた、ブッ!」といったフレーズは、子供たちの間で大流行し、一時は社会現象とまでなる。
80年代に入ると2人はソロ活動に入り、清水は趣味を活かしたアウトドアの世界で、原田はタレントとして関西方面のメディアで活躍。しかし解散していたわけではなく、99年には周りの声に応えて、日本武道館(といっても館内の会議室)コンサートを開き、01年にはザ・ハイロウズやGAKU-MCなどが参加したセルフ・カヴァー・ベスト集『せるふかばあ』を発表し、怪気炎を上げた。
ちなみに、バブルガム・ブラザーズのブラザー・トムは彼らの内弟子である。

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