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デビュー当時こそ"L.A.唯一のプログレ・バンド"と呼ばれていたが、徐々にコンテンポラリー路線にシフトし、AORグループとして成功したアンブロージア。
1st『Ambrosia』(75年)、2nd『Somewhere I've Never Travelled』(76年)と、英国のイエスの影響が濃厚なサウンドで注目を集めるが、3rd『Life Beyond L.A.』(78年)より、メロウさを強調したコマーシャルな音を打ち出す。そしてカットされた「How Much I Feel.」(78年)や4th『One Eighty』(80年)からの「Biggest Part of Me」(後にテイク6がカヴァー)が、ヒット・チャートを駆け昇った。
プログレとAORの中庸を行き、哀愁のメロディでまとめあげた楽曲は、ある意味独特。それでも大衆の最大公約数的な嗜好を逃さないあたりが、このグループのクレヴァーさの表れだ。

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