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a-ha

(アーハ)

ヒット曲の魅力。それは、何10年経とうとも色褪せることなく、聴く者をその時代に引き戻してしまう、魔法のような力をもっている。鼻腔を突く当時の匂い、あの時の空気感、イケイケだった自分(?)などが強烈に蘇ってくる。ノルウェー出身のa-ha「テイク・オン・ミー」も、そんなヒット曲の1つだ。
85年にリリースされた「テイク・オン・ミー」は、アニメーションと実写を効果的に使ったプロモーション・ビデオがMTV全盛時代とリンクし、全世界で大ヒットを記録する。メンバーのルックスのよさも相まって、当時の日本の洋楽誌では、デュラン・デュランと並んでポスターやピンナップの常連となっていた。そしてサウンドの方はというと、シンセサイザーが織り成す透明感に満ちたメロディに、モートンのナイーヴかつ甘いヴォーカルが乗る、流れるようなサビのフレーズが印象的なポップ・ソングを展開した。
その後、アメリカではヒットが続かず人気に陰りが出てくるも、イギリスでは90年までにベスト10ヒット8曲を記録、91年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催されたイベントでは、19万5000人の観客を動員(一時ギネスブックにも掲載された)するなど、ヨーロッパ各国や南米での人気は高かった。
94年のワールド・ツアー後、バンドは一時休止するが、98年ノーベル平和賞記念コンサートを機に再結成。00年5月には『遥かなる空と大地』を発表し、ドイツを中心にヨーロッパ各国でプラチナ・アルバムを獲得している。そして06年1月、「アナログ(オール・アイ・ウォント)」が実に18年ぶり(!)にUKチャートトップ10入りを果たすなど、現在もヨーロッパを中心に活動し、アルバムやシングルをチャート・インさせているのだ。

制作協力:
OKMusic

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