Sexy Zone 佐藤勝利、ラジオから滲み出たTravis Japanとの絆 同期・宮近海斗へのリスペクトも

 Sexy Zoneの佐藤勝利が5月8日、パーソナリティを務めるラジオ『VICTORY ROADS』(bayfm)で、現在アメリカ留学中のジャニーズJr.内ユニット Travis Japanについて、そして世界を舞台に活躍する同期への思いを語った。

 今年3月、メンバー全員で無期限の米ロサンゼルス留学に向かったTravis Japan。現地でのダンス、ボーカル、語学レッスンを受けながら共同生活を送り、まずは世界的ダンスコンテスト『World of Dance Championship』(通称『WOD』)への出場を宣言していた。そして渡米してまもなく3月27日(現地時間)に行なわれたオレンジカウンティ予選大会にて、見事チーム部門3位に輝いたのだ。その模様は『WOD』の公式YouTubeチャンネルでも観ることができる。

Travis Japan I 3rd Place Team Division | Frontrow I Orange County 2022 | #WODOC22

 これまで『虎者ーNINJAPANー』はじめ、“和”をモチーフにした舞台を数多く演じてきたTravis Japanのメンバーたち。ユニット名にも入っている「Japan」を最大限にアピールする形で、大会でも“和”の要素を盛り込んだ演出で挑んだ。仮面をつけ視界が狭い中にも関わらず、思わず息をのむほど揃ったシンクロダンス、柔軟かつ体幹の強さを物語る複雑で素早いステップ、身体能力を存分に見せつけるアクロバット……同時に、アイドルであるという彼らのアイデンティティもしっかりと印象づける見事な構成だった。

 そんなTravis Japanの快挙を受けて、佐藤は「3位ってすごくない?」と驚きながら、「ま、1位を目指してただろうから、3位ですごいって逆に言っていいのかって」という言葉が出るのも、ストイックな彼らを知るからこそかもしれない。まだまだ最初の一歩。これからが楽しみだと言わんばかりのねぎらいだろうか。とはいえ「すごいね。だって実力だけじゃんね。評価対象って。海外は特に」と改めて絶賛。

 特に、宮近海斗、中村海人、松倉海斗は、2010年ジャニーズ入所で佐藤と同期ということもあり、そのダンススキルの高さはかねてより感じていたようだ。「Travisはめちゃくちゃうまいから。驚異的だからな。宮近なんてずっとうまかったし、松倉もちょっとレベルが違うって感じ。で、中村海人、あいつはヒップホップ育ちだから(笑)。やっぱりTravis Japanうまいんだよ」と振り返る。

 なかでも佐藤と宮近の絆は深いようで「みやち(宮近)が連絡くれたんだよな、“これから行ってきます“って」と、留学直前にメッセージを受け取っていたことを明かす。以前、2020年9月4日放送回の同番組では、佐藤が宮近について熱く語った場面もあった。それは、彼らが初めて会ったオーディション会場でのこと。

 「今でも覚えてるのが……あいつダンス経験者で。ダンスしたことなくてわからない俺とかに、オーディションの日だよ? なんの得もないのに、あの優しさで振りを教えてくれてたなって。“ここはこうだよ“と。当たり前にそれをやってたのを覚える。てか、踊りうめーなって思ってた。すげーなって」と、入所前から宮近のダンスの実力と度量の大きさを感じていたという。

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