日向坂46 齊藤京子は今一番乗っている? モデル・パフォーマンス・バラエティ、三拍子揃った最強アイドルの魅力

 日向坂46の齊藤京子が、10月7日発売の『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で6度目の表紙を飾ったほか、MTVの開局40周年を記念したライブイベント『MTV LIVE MATCH』で緑黄色社会とのコラボで感動的な歌声を響かせ、『キョコロヒー』(テレビ朝日系)を中心にバラエティでも独自の路線で活躍するなど、モデル、パフォーマンス、バラエティと三拍子揃った活躍を見せている。今一番乗っているアイドルの1人として齊藤の魅力を改めて考察してみたい。

 齊藤の魅力を一言で表すなら、自身も写真集『とっておきの恋人』(主婦と生活社)で語っている“唯一無二のキャラクター”。キュートなルックスから放たれる低音ボイスのギャップ、“日向坂の歌姫”というアイドルとしての強さ、マイペースな性格を活かしたバラエティでの立ち振る舞いなど、齊藤は日向坂の可能性を広げている重要な存在だ。

 最近は毒舌トークや天然ぶりが注目されがちだが、齊藤は極めてアイドル性の高い人物であり、24歳になった今でも、少女っぽさと大人っぽさの両方を兼ね備えた小悪魔的な姿でファンを魅了している。ツンとしたイメージがあるなかで、番組企画で見せる寝顔や、大きなヘルメットを被ってセグウェイに乗るシュールな姿などもまた魅力的。

 2019年には『ar』(主婦と生活社)のレギュラーモデルとなり、アイドルとしての齊藤とは違う姿も発信することで、女性ファン層からの支持も厚い。そして2021年に出版した写真集『とっておきの恋人』では、“国民的彼女感”をテーマに、一見少女らしい姿を見せたかと思えば、大胆な水着姿やランジェリーカットを見せるなど、多彩な内容を自己プロデュースをしていることにアイドルとしてのプロ意識を感じた。

 また低音ボイスの魅力的な歌声や、存在感のあるパフォーマンスは、齊藤にしか出せない魅力がある。パフォーマンスでグループを牽引する齊藤は、一期生・加藤史帆とシンメになることが多く、誰がセンターになろうと安定感のある2人がグループの揺るぎない軸となり、日向坂を支えている。『キョコロヒー』で振付師のTAKAHIROが「キツネ」のダンスを解説した際、一番盛り上がるサビ、その直前をさらにもう一段階上げられるメンバーとして、加藤と齊藤が登場することに、層の厚さを感じたという。

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