Snow Man 渡辺翔太&ラウール、阿部亮平&向井康二、岩本照&佐久間大介…『それスノ』から垣間見える各コンビの相性

 続いては、阿部&向井チーム。バラエティやクイズ番組で頑張っている姿が印象的な2人だが、どちらも優しくメンバー思いの癒やし系コンビだ。例えば、2人がパーソナリティを務めた、9月23日放送回の『Snow Manの素のまんま』(文化放送)。テンポ良く進行していたが、声が落ち着いたトーンで耳心地が良い。さらに普段メンバーに甘えがちな向井が阿部にツッコミを入れたり、阿部が持ち前の頭の回転の速さを駆使して向井をフォローしたりと、平和な関係を見せていた。また、1stアルバム『Snow Mania S1』のスペシャルサイト内にある「素のスノマニア」スペシャル企画では、向井が阿部に対して「僕が一人で撮影しているとき、いつも僕のカメラで撮影してくれる」というほっこりエピソードも披露している。

 どこを切り取っても平和な2人だからこそ、魚の被り物を揃ってかぶり、ちょこんと並んで座りながら調べ物をするなど、和む姿が『それSnow Manにやらせて下さい』で披露されていた。

 そして最後は、岩本&佐久間チーム。ダンス、アクロバット、ラップなど、パフォーマンス面でSnow Manの骨子を支えている2人である。グループの屋台骨を担っているからなのか、トークにおいてもコンビネーションと仲の良さはピカイチだ。しかも、本人たちが楽しそうに話しているところがいい。6月17日放送の『Snow Manの素のまんま』は岩本と佐久間がパーソナリティを務めていたが、終始2人ともご機嫌であった。さらに、Paravi版『それSnow Manにやらせて下さい』で行なわれた「1番結婚したくないメンバー」ランキング決めで、岩本の名前を挙げていた佐久間。その理由をリスナーから問われると「俺らほら、一心同体みたいなもんだから」と回答。自分と結婚することになってしまうので、結婚したくてもできないから名前を挙げたと、楽しそうに話していた。彼らが笑い合いながら話している様子を聴くと、こちらもつい笑顔になってしまうほど。『それSnow Manにやらせて下さい』の10月10日放送回でもタイタニックのマネをしてワチャワチャするなど、自分たちだけでなく周りも笑顔にしていたコンビである。

 今回の『それSnow Manにやらせて下さい』でもこうした各チームの関係性が見えていた。9人が素を見せてくれる同番組は、Snow Manファンならずとも楽しめるのではないだろうか。

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