松田好花の冠番組が好発進 “素を出せる”ラジオ番組で活躍する日向坂46

 日向坂46の松田好花がメインパーソナリティを務めるラジオ番組『日向坂46松田好花の日向坂高校放送部』(ニッポン放送)が10月2日より放送スタート。齊藤京子が出演する『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)も土曜から木曜に放送枠を引越して続投が決定するなど、ラジオ関連のニュースが続いている。

 『日向坂高校放送部』は松田にとって念願のラジオ初冠番組だ。初回放送では松田自身が、冠ラジオ番組を持つことができたうれしさを語りつつ、最後に幸せの涙を流す場面もあったが、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)で長らく共演するオードリーのラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のヘビーリスナー“リトルトゥース”でもある彼女の喜びは疑う余地もないだろう。

 同番組では、松田が架空の学校「日向坂高校の放送部」の部長として、身近で親近感のあるエピソードを電波に乗せて届けていくという。そもそもラジオ番組の魅力はリスナーとパーソナリティの距離の近さにあると思うが、クレバーで、放送作家的な目線を持っている松田ならば、放送を積み重ねるたびにコツを掴み、聴く者の熱狂度も高めていけるのではないだろうか。

 一方『アッパレやってまーす!』で齊藤は「おきょん」のニックネームで親しまれている。共演者は、TOKIO・城島茂、さらば青春の光、尼神インターといった個性的な面々で、深夜ならではのトークが聴けるのもこの番組の魅力だ。時に、暴走するさらば・森田哲矢らの弄りに、齊藤は呆れつつも、言い返すようなやり取りが人気を博している。

 森田の芸人としての職務を全うする姿は実に見事だが、実際、森田が齊藤に対し、遠慮なくぶつかることによって、大きなエンターテインメントを生み出していることは言うまでもないだろう。さらばのYouTubeを見てみれば、彼らの個人事務所「ザ・森東」の目立つ位置に齊藤の写真集『とっておきの恋人』(主婦と生活社)が飾ってあるというのも微笑ましい。木曜に引越した先の共演者は引き続き、城島、さらばの2人、そしてドランクドラゴンの鈴木拓、鈴木美羽と発表されている。今後もお笑いに特化したやり取りに注目だ。

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