乃木坂46、日本美術とのコラボで魅せる展覧会 齋藤飛鳥、遠藤さくら、久保史緒里&山下美月らのパフォーマンスも

乃木坂46、日本美術とのコラボで魅せる展覧会

 賀喜遥香が融合するのは、かの有名な「見返り美人図/菱川師宣筆」。左右互い違いに設置された5台のディスプレイに、映像作品が上映される。担当したのは映像作家の横堀光範。賀喜が新センターに立つ、9月22日リリースの28thシングル曲「君に叱られた」のMVを担当した監督だ。映し出されるのは緑豊かな自然の中で佇む賀喜の姿。雨の雫と賀喜の哀愁漂う表情から、やがて彼女の一番のチャームポイントである満面の笑みが画面いっぱいに飛び込んでくる。パフォーマンスというよりかは、個人PVの質感に近いものの、賀喜の豊かな表情を捉えた何度も観たくなる映像作品である。

 「乃木坂46×日本美術」といった組み合わせは、美術作品の造形的な本質を現代的に解釈する一つの表現方法だ。だが、同時に日本美術、または季節や花をテーマとした時に、これまでとは異なるメンバーのパフォーマンスが引き出される。そんな最新の乃木坂46が、『春夏秋冬/フォーシーズンズ 乃木坂46』では目撃することができる。

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