乃木坂46 掛橋沙耶香、自らの手で切り開いた明るい未来 4期生曲センター以降の葛藤から初選抜メンバーへと至る“茨の道”

【公式】SUENAGA Group TVCM 「弾き語り篇」30秒

 そんな掛橋に救いの手を差し伸べたのは、地元・岡山県に本社を構えるSUENAGAグループ。掛橋は昨年から2年連続でイメージキャラクターを務め、岡山県と香川県で放映のCMにも出演している。コンセプトは「ジブンに挑戦する人」。先日、25日に公開された「弾き語り篇」では、掛橋の爽やかな笑顔が映し出されている。

「時々、立ち止まってもいい。たまには、寄り道してもいい。いつだって、前を向いていたい。今だって、チャレンジしていたい」

 そんなモノローグの後に掛橋はアコースティックギターを弾きながら〈変わってく自分じゃなくて 変えていく自分でいたい 明日を変えるのは誰かじゃなくて 自分だから〉と歌い上げる。アコギの弾き語りは掛橋が乃木坂46の加入以前から練習していた特技。加入したばかりの頃に『乃木坂工事中』で自己紹介として披露していた姿が印象的だが、その後もSHOWROOMの個人配信で乃木坂46の楽曲をファンに聞かせながら、オリジナルソングの制作を目標に掲げていた。

 昨年末には『乃木坂46山崎怜奈とおはつちゃん』(ひかりTV・dTVチャンネル)の中で、作詞・作曲を手掛けたオリジナルソングを歌唱。センチメンタルなメロディともがきながらも大人への階段を上る歌詞が掛橋の胸中を覗かせていた。ほかにも、4期生ライブでは筒井とのコンビ「おかけとおつつ」で「渋谷ブルース」のバック演奏を務めるなど、多くのファンに掛橋の弾き語りの姿が定着。2年連続のCM出演と初選抜入りは、まさに自分の手で明日を変えていった努力の結果だ。

 今年の春に高校を卒業し、大学進学を選んだ掛橋。清宮レイと柴田柚菜が配信で話していた「性格が丸くなった」という話題に、「自分でも性格が明るくなったとは思います。以前は心の底から笑うこともあまりなかったんですけど、乃木坂46に入ってからそこは大きく変わったかもしれません」と掛橋は高校生活を振り返る(『WHITE graph 005』より)。昨日、『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)で初披露された「君に叱られた」では、再び笑顔を取り戻した掛橋が確かにいた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる