Snow Man 深澤辰哉、「HELLO HELLO」パフォーマンスの真顔が話題に “ふっかさん”として親しまれる愛されキャラの魅力

 深澤はグループ最年長としてMCや進行役を担ったり、ここぞという時にグループをまとめてきたメンバーだ。グループ愛、メンバーへの思いも人一倍強く、「優しい」という言葉がしっくりくる。実際メンバーも「とにかく優しい。ふっかさんと話すと、いつも以上に優しい気持ちが増す気がします」(目黒蓮)、「仕事の話をしたいと思った時は、ふっかに連絡することが多いです。聞き上手なんですよ。否定しないでまず全部聞いて受け止めてくれるから、よけいに話したくなりますね」(渡辺翔太)と語っているほどである。(※1)

 一方で、いじられキャラに回ることもしばしば。もちろん、持ち前の広い視野をもってチームバランスを鑑みた結果なのだろう。自身が「プライベートではめちゃめちゃ人見知りで、街を歩く時も気配を消してますから(笑)。じいちゃん&ばあちゃんなんて、TVに出ている俺を見て『辰哉はあんな明るい子じゃないのに!』ってビックリしていると思いますよ」と語っていることからも、素の深澤と「Snow Man・深澤辰哉」の間にギャップがあることがわかる。だが、そのうえでイジられキャラへの徹し方が秀逸なのだ。例えば、7月11日放送の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)。チームに分かれてキャンプ場で映え写真を撮る対決で、深澤は向井康二、ラウールと同じチームに。年下2人に「被写体はふっかさんじゃないほうが良い」とないがしろにされたり、阿部亮平、佐久間大介、目黒チームから水鉄砲で攻撃された時には盾にされたり、いじられている様子が映っていた。だが、深澤の絶妙な立ち回りで笑いが生まれ、番組が盛り上がっていたように感じる。

 締めるときは締める、笑いに徹するときは徹する。このバランスとメリハリが絶妙な深澤。だからこそメンバーやファンからも愛され、平和な笑いに繋がっているのではないだろうか。そして彼のこのキャラがあるからこそ、“真顔”に関しても、やるとわかっていても思わず笑ってしまう。この先も「HELLO HELLO」をパフォーマンスする機会はあるだろう。その時は純粋に深澤の奥義を楽しみたい。

(※1)https://nonno.hpplus.jp/article/69059/10/

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