草なぎ剛、大きな実りとなった一年 吉沢亮、吉田羊ら共演者が明かした役者としての強み

 『青天を衝け』『ペペロンチーノ』、そして日本アカデミー賞にて作品賞と主演賞を受賞し、記録的なロングランを更新している映画『ミッドナイトスワン』……と、46歳の草なぎはまさに人生の実りの時期。代表作と呼ぶにふさわしい作品に多く出会い、そして評価された1年だった。

 先日オンエアされた『7.2 新しい別の窓』(ABEMA)#40では、出演する作品について「僕が選んでるわけじゃないんだけど、周りの方が考えてくれるし、いいタイミングで役をもらえてる」と話していた草なぎ。求められればどんな役でも一生懸命に頑張りたい、そんな健気な言葉が多く聞こえた。

 どんなにムチャ振りだったとしても、周囲からの期待に応えることを楽しんでいくことこそが、草なぎの大きな強みだ。ポジティブなアクションというのは、シンプルで一番難しいもの。だが、その難しさこそがドラマになる。その点から見ても、草なぎにとって物語を発信するのは天職と言えるかもしれない。47歳も大きな実りとなることを祈りつつ、その活躍を見守りたい。

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