ReN、二度の振替を経て実現した1年越しの『HURRICANE』ツアーファイナル ライブの喜び噛み締めた公演に

ReN、1年越し『HURRICANE』ツアーファイナル

 「優しい歌を歌おうかな」と呟いた後、包み込むような歌声で「永遠の愛」をテーマにしたストレートなラブソング「Love You」を披露。「今日は無事に『HURRICANE』ツアーに『。』を打つことが出来て、心から嬉しく思います。本当にありがとうみんな」と呼びかけると、会場からは大きな拍手が。

 「今の時期、みんなにとっても僕にとっても不安なことだらけ、分からないことだらけで、どんどん目の前ばっかりが暗くなるような日々だったけど。でも、確実に今日この場でみんなの顔を見て、マスク越しだけど、みんなの明るいポジティブなエネルギーは今日もバシバシ届いたし、俺もこうやって元気にライブが出来る喜びを噛み締めることが出来た。それは紛れもなくみんなのおかげです。ありがとう」と、コロナ禍で会えない日々が続いた中、ようやくファンと再会した喜びを言葉にしていた。

 そして最後は2016年のアルバム『Lights』から、タイトル曲を披露。〈僕が光になればいい 君が光になればいい〉と、まさに今、この混沌とした時代の「希望の光」となることを力強く宣言しているかのようだった。

 1年という歳月をかけて、ようやく『HURRICANE』ツアーに「おとしまえ」をつけたReN。次のフェーズで生み出す新たな楽曲たちが、どのような形で届けられるのか。今から楽しみだ。

ReN オフィシャルサイト

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