Creepy Nuts、“タレント化”する中でのラジオという居場所 「現実逃避というスタンスは変わらない」

Creepy Nutsにとっての“ラジオという居場所”

テレビに出れば出るほど「全然タレントじゃない」と思う

ーーテレビ露出が増えたことで世間からは“タレント”として認識される機会もあると思います。そのような状況の中で今、音楽活動にどのように向き合っていますか?

DJ松永:僕の場合は、テレビに出れば出るほど音楽活動をしっかり頑張らないとなという気持ちになりますね。なんで僕らがバラエティ番組に呼ばれるのかって言ったら、結局音楽で結果を出して「あ、なんだあいつ?」って皆が認識してくれて、面白そうだなと思って引っ張り上げてくださったところが大きいと思うので。僕らはバラエティで何か積んできたことはないわけです。テレビを作っている人たちってそこで磨き上げて、勝ち上がってきた一流たちですよね。ポーンと出て行って戦うのは難しいというか。バラエティの一流たちに立ち向かうには、音楽でちゃんと結果を出して、自信を持って胸を張れるようにならないとなかなか出ていけないなと思うので。音楽で結果を出していないと、引き続きテレビに呼ばれるようなこともない。本業で結果を出すことがラジオ含め、いろいろな仕事にいい作用が出るし、幹の部分で頑張った方がいいんだな、というのは最近強く感じていますね。

R-指定:テレビに出れば出るほど、「全然タレントじゃないな、僕ら」と思いますね。結局自分はむちゃくちゃラッパーだなと思ってしまうし。テレビでタレントさんに求められていることは、僕たちは上手にできないですし、ラジオでも思うのは、やっぱり自分はどこまで行ってもラッパーなんだって。どこの現場に行っても、結局は自分が思っていることと逆のことは言えないし。そういうのはつくづく思い知らされます。音楽に関しては毎年当たり前のようにずっとやってきましたが、去年が一番書いたバース数が多かったんです。自分の中でもラッパーとして、前に進んでいるのかなって気がしていて。結果がどうあれ、ラップにトライした数、向き合った時間はもしかしたら去年が一番多いんじゃないかな。また今年もそうなるんだろうな、と。実は毎年その数は更新されていっているので。そこに関しては不安はないですし、変わらずやるだけです。

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<締切:4月6日(火)>

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