V6 坂本昌行、長野博、井ノ原快彦……それぞれの立場からグループに貢献するトニセンの姿

 最年長の坂本はミュージカルの舞台でも高い評価を受けている。ダンスレッスンに悲鳴をあげる、坂本の膝。一昨年、膝の手術を受け、まだ完全には回復しないまま、25周年の活動に臨んでいた。リハーサルが始まったばかりの頃から、痛みのあまりレッスンを一人中断する姿もしばしば。16歳で事務所に入所した坂本は、20歳を目前に芸能活動を辞め、サラリーマンになった異色の経歴を持つ。そこから芸能界に戻るきっかけになったのは通勤中の電車内でKinKi Kidsと遭遇したことだった。「『あれ、坂本くん今何やってるんですか?』っていうので、答えられなかった。恥ずかしいのと悔しいのと情けないのがあったのかもしれない。テレビ見るとみんな出てるし、悔しい以上に戻りたいと思って」と当時の心境を語る。

 Season3、V6編の折り返しとなる次回は、ライブに向けたミーティングとその中で明らかになる彼らの思い。当日までの道程と矜持が映し出される。

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