日向坂46 松田好花、ついに『日向坂で会いましょう』復活 “放送作家視点”活かした活躍に期待

 今の『ひなあい』はまさに笑いの戦場だ。久しぶりの同番組の収録に、松田は「収録の時、ひなあいの収録にどんな感じで参加していたのか思い出せず、みんなの熱量にもあまりついていけてない気がして大変でした 笑」とブログでコメント。収録後は疲れて半日寝ていたほどだという。とはいえ、ラジオ好きで放送作家的視点をもつ松田は、『ひなあい』において異質な存在感を示していたメンバーでもある。以前、松田はこのようなことを述べていた。

「天才的なセンスが自分には携わってないので、放送作家目線というか、『こういうことを言ったら、こうなるかも』という発想を大事にしたい気持ちがある」(『B.L.T.2020年9月号』より)

 実際にこうした言動が『ひなあい』でも多く見られていて、佐々木久美は「このちゃん(松田)は、私たち3人(佐々木久美、加藤史帆、富田鈴花)みたいに切り込むんじゃなくて、押し引きが絶妙なんです」(同上)と明かしている。その場のバランスを保つ役割を担っている点は松田の強みだ。そんな彼女が復帰したことで日向坂46のバラエティでの攻撃パターンがさらに広がることだろう。“リハビリ”にまだ時間がかかりそうだが、本調子になったときには、日向坂はさらに面白くなっていくはずだ。次回は後半戦となる「妄想キュンキュン朗読会」。放送作家視点の松田ならではのコメントに注目したい。

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