BTS SUGA×J-HOPE、グループでも指折りの仲良しコンビ“SOPE” 2人の幸せな時間から「お疲れ様ソング」も誕生

 ステージのパフォーマンスでも、指差し合ったり、肩を組んだり……2人の仲良しエピソードは枚挙に暇がない。2人でいるとSUGAの笑顔が増え、J-HOPEもよりのびのびとした表現ができる。とにかく一緒にいて楽しい。そんな人と出会えた喜びが伝わってくる空気感。そんな幸せな時間から生まれたのが、日本語で〈おつかれさまでした~〉と歌う通称「お疲れ様ソング」だ。

 日本のファンミーティングで披露してきたこの曲は、J-HOPEが舞台から降りたときに、即興で歌ったところ、SUGAから「これはイケる」と言われて誕生したもの。いつも作詞作曲を手掛けているプロデュース力の高いSUGAから太鼓判を押されて、J-HOPEも気分上々になったようだ。

 SUGA+J-HOPEで「SOPE」とユニット名を決め、2人で楽しく歌う。気分がいいから歌う、というのは音楽の根源だ。そして、そうした歌こそ人を癒やす。SUGAとJ-HOPEがお互いにプラスとマイナスのエネルギーを充電・放出し合っているように、彼らの姿を見ている私たちのエネルギーもうまく循環させてもらっているのかもしれない。

 先日、BTSがノミネートされた「第63回グラミー賞」が新型コロナウイルスの影響で急遽3月14日に延期することが発表された。残念な気持ちもあるが、見方を変えれば3月は9日にSUGAの誕生日が控えており、よりお祝いムードが高まりそうだ。もしかしたら、その時期になればSUGAの肩も今より改善している可能性も高い。無理のない範囲でとは思うが、J-HOPEと肩を並べて楽しそうにパフォーマンスが見られるのではないかという期待も高まる。

 “元気に過ごす“ということが、とても貴重であると痛感させられている今。SOPEの2人が発信する補い合っていくスタンスが、ネガティブを受け入れポジティブに変換していく力を与え、きっと多くの人を元気づけていくことだろう。

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