ONE N' ONLYが磨いた“時間や場所を選ばないパフォーマンス力” 2020年最後のオンラインライブレポ

ワンエン、2020年最後のオンラインライブレポ

 楽しい時間も残りわずか。エンディングに向かって「Sexy Beach Party Yes!!」「Shut Up! BREAKER」といったライブの定番曲で畳みかけるONE N' ONLY。メンバーの一挙手一投足からはこの瞬間を大切にしたいという思いが強く感じられる。

 MCをはさみ、いよいよラストへ。「お前ら、まだまだ行けるのか!」というKENSHINのシャウトを合図に「Dark Knight」「Category」を立て続けに熱唱した6人は、ゆっくりと画面から消えていく。

 だが、本当の最後はここからだった。アンコールでは、メンバーらはクールなダンスナンバー「Black Hole」で再びテンションを上げ、「HOLIDAY」ではファンとの一体感を高め、「My Love」で観てくれた人たちへの感謝の気持ちを表す。3曲という短時間にもかかわらず、自分たちらしさをしっかり出せるところにグループとしての成長の跡がうかがえた。

 彼らにとってオンラインライブは3回目となる。初めのころは観客のいない場所で歌い踊ることに慣れていないムードが少しあったものの、今ではカメラの前で堂々と届けたいものを届けられるようになった。この1年で磨かれた“時間と場所を選ばないパフォーマンス力”は、さらなる飛躍への助けとなるだろう。

REI
HAYATO
KENSHIN
TETTA
EIKU
NAOYA
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REI
HAYATO
KENSHIN
TETTA
EIKU
NAOYA
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 2021年、ONE N' ONLYは新たなフェーズに進む。そう確信できるものが計3回のオンラインライブのいたるところで発見できたように思う。メンバー6人の来年の活躍ぶりが早くも楽しみだ。

オフィシャルサイト

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