Kis-My-Ft2×SixTONES、『ミュージックソン』パーソナリティに ラジオで持ち味に磨きがかかり生まれる“グッドスパイラル”

ドキドキとフワフワ、そして「つなぐ力」

 藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と松村北斗(SixTONES)はステージ上で艷やかなパフォーマンスを披露して観客を沸かせる2人。藤ヶ谷は雑誌撮影に向けて準備をしたい気持ちを「抱かれたいカラダになりたい」と大胆発言をしたり、恋愛青春トークになると前のめりになったりと、何かとリスナーをドキドキさせるのが得意。また、松村は『オードリーのオールナイトニッポン』のベビーリスナーであり「全コーナーにメールを送っている」という事実を明かしている。下ネタコーナーもある番組だけに、全コーナーということは……とドキドキさせられっぱなしだ。

 また2グループの“姫”枠といってもいい玉森裕太(Kis-My-Ft2)、京本大我(SixTONES)。グループきっての美形キャラでもある2人は、メンバーからも何かとちやほやされて育ってきたところがあり、のびのびとした発言を招く「天真爛漫力」が魅力だ。玉森は、オンラインゲームをしていて“玉森裕太(本人)“というアカウントを見つけて、自分を倒すようで複雑な気持ちになったというほのぼのとした気持ちになるエピソードを披露している。また京本は「コロッケで胸焼け」「めっちゃ食ったじゃん」などメンバーの会話を盗録したジングルを作ってくるなど斜め上の天然っぷりを見せてくれる。また、玉森と京本にはツンデレを引き出す宮田、松村という存在がいる点にも注目だ。

 その宮田は、元祖アニメオタクアイドルという新境地を切り拓いた強烈なキャラクターを持ちながらも、その時々によってMCにもボケにも器用に立ち回ることができるバランサー。アポなしで電話がかかってきても動じず、玉森のツン発言にもめげることのない安心感が漂う。さすがアニメファンとアイドルファンの垣根を超えた男。宮田の「つなぐ力」がきっと2グループの足並みを揃えてくれるに違いない。

 どちらのファンにとってもきっと楽しい化学反応を見せてくれるに違いない『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』。エンターテインメントの力とは何かを模索し続けた2020年のクリスマスを、ぜひ彼らと一緒に盛り上げていこうではないか。

※初出時、一部表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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