OWV 本田康祐、“世界のホンダ”になる日も近い? 日プ時代から見せてきたリーダーシップと実力

 本田の魅力はこうした内面もさることながら、パフォーマーとしての実力にも見ることができる。もともとダンス&ボーカルユニットの一員として活動していただけあり、歌唱力にもダンスの実力にも定評がある。持ち味であるしなやかな動きは大人数の中でも光って見える。

OWV - 「UBA UBA」Music Video

 また、9月5日の『東京ガールズコレクション2020 AUTUMN/WINTER ONLINE』では「ARTIST LIVE」に出演し、デビュー曲「UBA UBA」そしてカップリング曲「BE ON TOP」「So Picky」の2曲も披露したのだが、「So Picky」の振り付けを本田が担当したということは注目すべきポイント。“OWVの本田康祐”としても変わらずその実力を見せていってくれるようだ。

 多方面に魅力を爆発させる本田康祐。グループに欠かせない精神的支柱の役割も果たしながら、パフォーマンス面でもその才能を見せつける。

 JO1としてのデビューは叶わず多くの惜しむ声が聞こえたが、今回OWVとしてデビューし、花を咲かせることになる。『PRODUCE 101 JAPAN』では見られなかったさらなる魅力を見せていくであろう本田康祐が、“世界のホンダ”になる日もそう遠くはないだろう。

■フルヤトモコ
1999年生まれの大学生。韓国のカルチャーと洋楽、本、映画など。
東京藝術大学 音楽環境創造科在籍。

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