草なぎ剛と香取慎吾、今年の“生誕祭”に起こったまさかの展開 思い合う心が露わになったしんつよのラジオを聴いて

 そして、「次回ね」と言われていた7月26日放送回。ついに“草なぎ剛生誕祭”が開催された。「7月9日の誕生日を忘れるという、あってはならないことが起きました。これは25年の歴史で初めての大失態であります。結果、普通の放送となりました。リスナーの皆様に大変なご心配をおかけしたことと思います。申し訳ありません。今後、このようなことがないよう、スタッフ一同、細心の注意をはらい、二度と繰り返さないことを誓い、番組を代表して私、香取慎吾、お詫びさせていただきます。つよぽん、申し訳ありませんでした」と、わざと仰々しい雰囲気で謝罪する香取。

 そんな香取のノリに応えようとするあまり、草なぎは「いえいえ、とんでもありません。まあね、長い間番組をやってるといろんなことがあると思いますけれど。まさか誕生日を忘れられるなんてね、言語道断ですね。みなさんこれはペナルティですからね。“注意1”と。“注意3”までたまったら、みなさんからいろいろしてもらうことがありますよ」と、しどろもどろなコメントに。

 さらに、香取に促されてリスナーへ46歳の抱負を語り始めると「みなさん。私、草なぎ剛、46歳になりまして。そうですね、新しい地図を広げて3年めになってね。皆さんのおかげで明るく楽しい日々を……お腹がすごい鳴ってる気がするよ。ぐるぐるぐる」と、ついお腹の音に気が取られてしまう。仕切り直すが「今後もいい意味で……なんて言うのかな。あのー、あ、お腹が鳴ってますね。なんか消化してるんですかね?」とやっぱりお腹が気になる草なぎ。すると「今のは僕のでした」と、まさかの香取のお腹とコラボしていたことが判明。

 続けて、スタッフから首掛けUSB扇風機をプレゼントされると「たぶん使わないでしょうね」と言いつつも、実際に首にかけ「ロケとかいいかもしれない。意外といい!」とテンションが上がる草なぎ。次回、8月2日放送の『7.2 新しい別の窓』(ABEMA)などで登場することを楽しみにチェックしたい。香取からは山崎製の梅酒と、アルファベットを組み合わせて自分のハンコが作れるキットが草なぎへ贈られる。ところが、草なぎは「次回持ってくる」と言っていた香取へのプレゼントであるウイスキーを、またも「忘れちゃった」という。この許し合える気持ちこそ、しんつよの2人が長く良い関係性を保ち続けれられるコツなのかもしれない。

 忘れられてしまったことで、ある意味忘れられないものになった今年の草なぎ剛誕生祭。新型コロナウイルスの影響で失われた日々を過ごす人も少なくない中で、“今年だからこそメモリアルだった”と思い合える余裕を見せてもらったように思う。

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