THE RAMPAGE 岩谷翔吾、グループの“中間管理職”が次世代に伝えるパッション 真面目で子ども好きな一面も

RAMPAGE岩谷翔吾が伝えるパッション

 現在岩谷は俳優としても活躍しており、2016年に映画『HiGH&LOW THE MOVIE』でデビューを飾った後は、樫田正剛が代表を務める方南ぐみ企画公演『あたっくNo.1』で舞台デビュー、『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.0』でドラマデビューと、着実に活動の幅を広げている。前述した通り、2019年には映画『チア男子!!』のメインキャストに抜擢され、高校の同級生・横浜流星との夢の共演も実現。「いろいろ勉強になりましたが流星と一緒に現場に向かった事が一番面白かったし刺激になったなと思います!」と喜びを明かし、再び気合いを入れ直した。また、昨年公開された映画『HiGH&LOW THE WORST』とDHCがコラボしたショートコメディ(現在は公開終了)では、2016年より「HiGH&LOW」シリーズで演じているケン役として歌声も披露しており、演技・ダンスに加えて歌も上手いと話題を呼んだ。

View this post on Instagram

横浜流星と😊 高校の同級生😂 まさかこうやって 共演出来るとは 学生時代は考えてもなかった😂 流星のスタッフキャストへの気配り、優しさ、プロ根性は本当に凄いです🙇‍♂️👏 そして学生時代から軸が一切ブレてないこと。 夢だったり、好奇心だったり、チャレンジ精神だったり、良い意味で何一つ変わっていないところ。 本当に心からリスペクトです😁 チア男子では 色々勉強になりましたが 流星と一緒に現場に向かった事が 一番面白かったし刺激になったなと思います! 俺も頑張ろうと気合い入りましたね😚 これからもずっとずっとお互いに変わらず おっさんになっても一緒にバカしたいと思います😊👍 忙しいですが 今もタイミング合えば 飯とかで会えてるので またゆっくり✨ #横浜流星 @ryuseiyokohama_official

A post shared by 岩谷翔吾/THE RAMPAGE (@shogo_iwaya_official) on

 岩谷のグループでの立ち位置を一言で表すと、“中間管理職”(引用:JJネット)。親友・吉野北人に通じるおっとりとした雰囲気を醸しながらも、音楽番組『ギュッとミュージック』(関西テレビ)で司会進行を務めるほどのしっかり者で、グループ内でちょうど真ん中くらいの年齢ということもあり、「僕はメンバーそれぞれの意見を汲み取って、バランスの取れた意見を提案する役割かな」(引用:THE RAMPAGE、16人全員集合インタビュー バラードでの新たな挑戦とグループ内での個々の役割を語る)と語っている。その上で「自分自身がEXPGキッズダンサーからアーティストになった身として、何か子ども達にエンターテイメントを通して伝える事が出来るようなアーティストになりたい」(引用:Instagram)という想いも強く、子ども好きな“しょごりく”コンビ(岩谷翔吾&RIKU)として、LDH TVで『しょごりくの保育士体験』という持ち込み企画を行ったことも。EXPGでも積極的にレッスンを行い、生徒達に直接ダンスをレクチャーしている、まさにJr.EXILEの鑑のような存在だ。

 彼の弱点を挙げるとすれば、“ビビリ”なところだろうか。新曲「INVISIBLE LOVE」のMVの撮影中も、高所恐怖症のため、階段で仰け反るシーンを撮影している時には内心ハラハラしていたそうで、『ギュッとミュージック』(関西テレビ)で心霊スポット巡行ロケを行った結果、“岩谷翔吾はビビリ過ぎると不機嫌になる”ことが検証されている。その時ばかりは、笑顔が消え去った険しい表情の岩谷の姿が放送された。とはいえ、真面目で子ども好き、100点満点の笑顔と、まさに絵に描いたような好青年の岩谷。インタビューでも、仲間思い、ファン思いのまっすぐなメッセージが度々届けられるが、その表情を見れば、それがリップサービスではなく、心から溢れてくる想いなのだとわかる。だからこそ、メンバーはもちろん、先輩からの信頼も厚いのだろう。そんな岩谷翔吾が、THE RAMPAGEのパッションを次世代に継承していく。

■斉藤碧
エンタメ系ライター。
ダンス&ヴォーカルグループ、アイドル、ロック、ヴィジュアル系、俳優などジャンルレスで執筆中。V系雑誌「Stuppy」では編集も担当。
Twitter:@stmdr38

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる