V6のライブパフォーマンスを観て感じた驚き 連日公開されるMVにも表れる音楽性の幅広さ

 4月16日より連日公開されているMV映像を見れば幅広い音楽性に気づく。4月22日に公開された「Supernova」のMVは特に話題になった。ボーカルにはオートチューンをかけたり、ラップパートがあったりと本格的なダンスミュージックで、それをクールに歌い踊るV6はバラエティの姿とは違う。そのギャップに魅了された人も多いだろう。

V6 / Supernova(YouTube Ver.)

 しかし4月23日に公開された「バリバリBUDDY!」はキャッチーなメロディで台詞もあったりとポップで明るい楽曲。サウンドの幅が広いが、メンバーはどんなタイプの楽曲も歌いこなしている。こうした表現力の豊かさもV6の魅力だ。

V6 / バリバリBUDDY!(YouTube Ver.)

 テレビでの姿しか知らない人がMVやライブ映像を観れば、バラエティでは見せないレベルの高い歌とダンスに驚く。しかしMCなどではバラエティに出ている時と同じように仲良くおどけている。ライブの中でもギャップを楽しめるのだ。

 テレビに出ている時のV6も魅力的だが、彼らの真髄はライブパフォーマンスと音楽だ。結成25周年の記念すべき年に改めて多くの人がグループの真髄部分に触れて魅力を感じることができるように、MVやライブ映像をYouTubeに公開したのかもしれない。この機会に彼らの音楽活動でしか見ることができない一面を体験してほしい。

■むらたかもめ
オトニッチというファン目線で音楽を深読みし考察する音楽雑記ブログの運営者。出身はピエール瀧と同じ静岡県。移住地はピエール中野と同じ埼玉県。‬ロックとポップスとアイドルをメインに文章を書く人。
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