香取慎吾の「#NURIEdeART_うちで踊ろう」“ぬりえ”に挑戦 色を入れる作業は心のスキマが埋まるような感覚に

 さらに、「どうやって塗ってますか? スクショして? スマホの機能で? 何かのアプリで? プリントアウトして? 遊び方わからない人に おしえて! #教えて世界」と、塗り方がわからない人をサポートするツイートも。

 「#教えて世界」は、かつて香取がSNSデビューした直後に、よく使われたハッシュタグ。わからないことを恐れずに聞くことができるやさしい空気を自らが作り、ファンたちと一緒にSNSの楽しさを見出していったのを思い出す。プリントアウトして香取のように絵の具などを用いてアナログで塗るのもいいし、スマートフォンのアプリを使ってデジタルで楽しんでもいい。さまざまな方法を模索するのも、またアートの楽しみ方だ。

「#NURIEdeART_うちで踊ろう」筆者が挑戦したぬりえ

 筆者も、さっそくコメント欄の助言を頼りにアプリでぬりえに挑戦してみた。塗りつぶしツールで、空間に色を入れていく作業は、心のスキマが埋まっていくような感覚だ。また、香取らしい細かな書き込みも、ちょうどいい難易度。白い空間を触ったつもりが線を選択してしまい、一気に塗りつぶされるなんていうハプニングも楽しい。「そのままこの色にしてしまおうか。いや、もっとこっちの色がいいかも?」と、自問自答するうちに、日々飛び交うネガティブな情報から少しだけ距離を取れていることに気づく。体はもちろんのこと、心も健やかに過ごすためにも、ぜひ「#NURIEdeART_うちで踊ろう」を試してみてはいかがだろうか。

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