中居正広、バラエティで培ってきた共演者からの愛と信頼 ジャニーズ事務所退所を機に考える

バラエティを大切にしたいと語ったことも

 タモリはこれまでも『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のコーナー「ビストロSMAP」の最終回にゲスト出演したように、メンバーにとってかけがえのない人だったことだろう。SMAPのメンバーが自分たちの番組以外で、初めてレギュラー出演した番組が『笑っていいとも!』であり、中居はこの番組でたくさんのこと学んだと語った。

 「『いいとも!』に出ていなかった今頃どうしてたかと思うくらい(笑)」と初めは喋らずに番組が終了したこと、空回りしていた時期もあったという。「自分の立ち位置みたいなものを探るまでにすごい時間がかかりましたでも確実にあれがあって今がある」(『ポポロ』2005年1月号)

 この当時からドラマ出演は3年周期に留め、バラエティ番組を大切にしたいと語った。それはSMAPの活動がバラエティ番組からスタートしたこと、中居の芸の幅を広げてくれたのがバラエティだから。

 4月30日からは新番組『中居大輔と夜な夜な(4747)ラブ子さん』(TBS系)がスタートする。共にMCを務める宮川大輔とはほとんど絡んだことがないというだけに、未知の共演により中居がまた新たな伝説を残しそうだ。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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